金・銀市況=金が反発、現物高と円反落で上げ幅を拡大し90円超の上昇

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/12          2025/10    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         12,774   + 83    12,843  + 91  : 2,647.44   +21.44
銀          147.0    0.0     147.0   0.0  : 3,088.00   +73.00
プラチナ     4,543    - 4     4,589   +32  :   948.11   + 8.09
パラジウム   4,700      0     4,700     0  :   984.71   +13.01
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    150.04   -0.30  ユーロ・ドル相場   1.0486  -0.0045
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【市況】
 金が反発。ドル建て現物相場の上昇を受けて買い優勢で始まった。その後は、円高が
一服もドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられたが、先限は正午前に16円高で
推移。午後に入り、現物相場の上昇、円相場が1ドル=150円台前半に反落から上げ
幅を拡大し90円超の上昇で引けた。25年10月限は夜間取引で一代安値を更新。
 銀の商いは成立しなかった。
 前営業日比は、金標準、金ミニが83〜97円高、ゴールドスポットが99円高、
銀が変わらず。
 推定出来高は、金が2万2443枚、金ミニが7526枚、ゴールドスポットが
3913枚、銀が0枚。
【金先限の日足は11月22日以来の陽線引け】
 金先限は夜間取引で1万2728円まで下落した。先限の10月16日の安値に顔合
わせした。夜間取引後半は1万2750円を挟んで推移。日中取引に入り、地合いを引
き締め、終盤に1万282円まで上昇し、夜間取引の高値と顔合わせした。上抜くこと
はできなかったが、堅調に引けた。日足は11月22日以来の陽線引け。ようやく陰線
引けに終止符を打った。
 ドル建て現物相場は先月25日に急落したが。26日に2606.75ドルで買い支
えられた。上昇基調にある75日移動平均線2625.25ドルを支持線に下値を切り
上げつつある。今週は米労働市場に絡んだ米経済指標の発表が続く。今夜は2650ド
ルを超えて一段高となるかに注目。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、欧州時間に買い戻された
が、予想以上の米ISM製造業景気指数を受けて戻りを売られた。アジア市場は、朝方
の2642.08ドルから、押し目を買われたが、ドル高を受けて上げ一服も午前11
時半過ぎに2635ドル台で買い支えられた、午後になり、買い優勢となり、2640
ドル台を回復し、午後3時半頃に2649ドルを試す上昇となった。ユーロドルが地合
いを引き締めたことが追い風。
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