●論点解説穀物、南米では良好な気象環境が続く=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 穀物相場は新規売買材料を欠く中、南米の良好な気象環境が上値圧迫要因として機能
し続けている。11月に続いて12月も適度の降雨が観測されている。一部では土壌水
分が依然として不足しているといった報告もあるが、少なくとも生産環境は悪化ではな
く改善傾向にある。作付け前の9月は南米全体で干ばつが警戒されていたが、その後は
2ヵ月以上にわたって天候リスクを織り込む必要性は見当たらない。一部の民間調査機
関は南米の生産高、輸出高見通しを早くも引き上げ始めている。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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