時間外取引でニューヨーク原油1月限は前日比0.16ドル高の70.10ドルで推 移。本日これまでのレンジは69.87〜70.14ドル。 今晩の海外原油は反落か。石油輸出国機構(OPEC)プラスが北半球の冬場の間に ついては増産開始を見送る見通しであることや、レバノン南部の停戦合意がぐらついて いること、シリアの政府軍・反政府軍の軍事衝突は相場を支える要因。ただ、夏場以降 は方向感が限られており、上値が伸びる展開を想像しづらい。足元でこの模様眺めムー ドを打ち破るだけの手がかりがあるようには見えず、積極性に欠けそうだ。 ただ、チャート上で値動きは煮詰まっており、次に織り込むテーマが固まると流れが 発生する可能性が高い。年内も残すところわずかだが、市場参加者が何に目を向けるの か待つ場面にある。 <今夜の予定> ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】18:00 サービス業購買担当者景況指数 2024年11月確報(Markit) 【経済】18:00 購買担当者総合景況指数 2024年11月確報(Markit) 【経済】19:00 生産者物価指数 2024年10月(EUROSTAT) ◆ アメリカ ◆ 【経済】21:00 住宅ローン申請指数(MBA) 【経済】22:15 雇用統計 2024年11月(ADP) 【経済】12/5 00:00 耐久財受注 2024年10月確報値(商務省) 【経済】12/5 00:00 製造業新規受注 2024年10月(商務省) 【経済】12/5 00:00 非製造業景況指数 2024年11月(ISM) 【経済】12/5 04:00 地区連銀経済報告・ベージュブック(FRB) 【工業】12/5 00:30 週間石油統計(EIA) MINKABU PRESS
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