プラチナ午前=反落、期先は一時1ケタ安まで戻したが売り圧力強い展開

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。プラチナはニューヨーク小反落、
ドル建て現物相場の軟化から売り優勢。1ドル=150円台半ばの円安が下支え要因。
場中、円相場が一時150円台前半に小幅高となるなか、ドル建て現物相場が940ド
ル台半ばに上昇に支援され、期先3本が一時1ケタ安まで戻した。しかし戻り売り圧力
が強く、期先8月限と先限は20円超の下落で推移。
 パラジウムは出来ず。
 午前11時28分現在の前営業日比は、プラチナが32〜8円安、プラチナミニが
35.0〜6.0円安、プラチナスポットが213円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時28分現在の出来高は、プラチナが5231枚、プラチナミニが407
枚、プラチナスポットが949枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは950ドル割れは買い拾う動きあるが反発力は弱い】
 前日のニューヨークプラチナは下落。指標の期近1月限は、ニューヨーク日中取引の
寄り付き後に935ドルまで急落。急落は40分程度で終了。現地、10時前には戻り
歩調となった。マイナスサイド引けながら950ドル台を回復。本日、アジア時間の時
間外取引は続落となり、一時950ドル割れとなったが、現物相場の上昇と歩調を合わ
せて950ドル台を回復。下値を買い拾う動きはあるが、反発力は弱い。
 プラチナ先限は夜間取引で4544円まで下落。4605円まで反発したが、戻り売
りで地合いを緩めた。日中取引は4569円で下げ渋った。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、下値堅く推移。朝方、939ドル台に軟化したが、
940ドル水準は買いが喚起され、午前10時前から上昇となり、946ドル台を回
復。午後11時前からは941〜944ドル台でもみあい。
 午前11時30分現在、プラチナは941.53ドル、パラジウムが981.36ド
ルで推移。前営業日の大引け時点はプラチナが952.43ドル、パラジウムが97
3.45ドル。
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