プラチナ市況=プラチナは反落、終盤に円高で下げ幅を拡大

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/12          2025/10    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         12,789   + 80    12,825   -24   : 2,648.27   - 1.41
銀          151.0   +2.0     154.0  +5.0  : 3,119.00   +19.00
プラチナ     4,547    -30     4,555   -42   :   943.01   - 9.42
パラジウム   4,700      0     4,700     0  :   979.46   + 6.01
======================================
      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    149.74   -0.28  ユーロ・ドル相場   1.0527  +0.0009
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。プラチナはニューヨーク小反落、
ドル建て現物相場の軟化から売り優勢。1ドル=150円台半ばの円安が下支え要因。
ドル建て現物相場が940ドル台半ばに上昇に支援され、期先が一時1ケタ安まで戻し
た。しかし戻り売り圧力が強く、先限は正午前に25円安で推移。午後は安もちあいで
推移後、149円台後半の円高で下げ幅を拡大し、42円安で引けた。
 パラジウムは出来ず。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが42〜27円安、プラチナスポットが25
円安、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが6683枚、プラチナミニが537枚、プラチナスポット
が2002枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは米雇用統計発表後にレンジ相場を放れるかに注目】
 プラチナ先限は反落。前半、下値は堅かったが、昨日のような反発は見られず、安も
ちあいで推移に終盤に軟化。出来高は幾分、増加し、6000枚(標準)台に乗せた。
 先限は大局的に4500〜4630円のレンジ相場。明晩、11月の米雇用統計の発
表が注目材料。米雇用統計発表後、レンジを放れる動きになるかに注目。上値が切り下
がっているドル建て現物相場が、960ドル台に乗せ、長期波動線の200日移動平均
線(964ドル水準)を超えることができれば、上放れると予想。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、下値堅く推移。朝方、939ドル台に軟化したが、
940ドル水準は買いが喚起され、午前10時前から上昇となり、946ドル台を回
復。午後11時前からは941〜944ドル台でもみあい。午後は2時前に939ドル
台に再度下落したが、945ドル水準に戻している。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。