−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2025/ 2 2,648.4 -27.8 シカゴ大豆 2025/ 1 993.75 +10.00 NY銀 2025/ 3 3,153.6 -37.9 シカゴコーン 2025/ 3 435.00 + 5.00 NYプラ 2025/ 1 941.6 -11.7 NY原油 2025/ 1 68.30 - 0.24 NYパラ 2025/ 3 975.40 -18.70 ドル・円 150.06 - 0.53 *ドル・円は日本時間の午前6時20分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は150円水準で推移 NY為替市場はドル売りが優勢となるなか、円安の動きが強まった。ドル円はロンド ン時間に149円台に値を落としたが、NY時間の午前中、150.70円水準まで戻 した。6日の米雇用統計を控えてポジション調整が出たもよう。 大統領選絡みの動きもひとまず消化し、市場も次第に様子見の雰囲気を強める中、投 資家は日銀の動きに注目している。12月利上げを見送るのではとの観測が強まってお り、円相場は円安で反応。 短期金融市場でも日銀の12月利上げの可能性を低下させているが、12月が見送ら れれば1月といった具合で、さほど変化はないように思われる。12月に利上げ行う確 率を30%程度、1月までなら75%程度で見ている状況。 FOMCも注目を集めているが、6日発表の米雇用統計がよほど強い内容にならない 限り、0.25%ポイントの追加利下げは既定路線といった雰囲気。パウエルFRB議 長は前日の講演で、「米経済は慎重に利下げを行うのに十分なほど堅調だ」と述べた。 「労働市場は改善し、下振れリスクは低減。成長は予想を上回り、インフレが若干高く 推移している。中立金利までにもう少し慎重になる余裕があるということだ」と言及し ている。 ◎NY貴金属=総じて反落、米雇用統計前の手じまい売りで ニューヨーク金、銀は反落。 金2月限は反落。時間外取引では、ドル高に上値を抑えられたが、買い戻されて下げ 一服となった。欧州時間に入ると、戻りを売られた。日中取引では、米新規失業保険申 請件数が増加し、労働市場の緩和が示されたが、米雇用統計の発表を控えて手じまい売 りが出て軟調となった。 銀3月限は金軟調につれ安となった。 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続落、パラジウムは反落。 プラチナ1月限は続落。時間外取引では、買い戻されたが、ドル高を受けて戻りを売 られた。その後は金堅調につれ高となったが、欧州時間に入ると、戻りを売られた。日 中取引では、米雇用統計の発表を控えて金に手じまい売りが出たことにつれ安となっ た。 パラジウム3月限は他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となった。 ◎LME= ◎NY原油=小幅続落、OPECプラスは減産延長も相場には響かず ニューヨーク原油の2025年1月限は小幅続落。 来年以降の供給過剰が警戒されていることが相場を引き続き圧迫している。石油輸出 国機構(OPEC)プラス以外の産油国の増産が続く見通し。トランプ次期大統領が敵 対的な関税政策で世界経済を混乱させるリスクがあることは潜在的な需要下振れ要因。 ただ、OPECプラスが閣僚会合を開催し、8カ国が実施している日量220万バレ ル規模の自主減産の縮小開始をさらに先延ばしし、来年4月以降に変更したことは下支 え要因。この自主減産は当初10月から縮小する予定だったが、需要下振れが警戒され るなかで、増産の先送りが続いている。また、OPECプラスが全体として行っている 協調減産については2026年末まで延長された。 ◎シカゴ大豆・コーン=反発、コーンは強気な輸出成約や小麦高が支援材料 大豆は期近から反発。 米農務省(USDA)による週間純輸出成約高が175万トンを超える強気な内容だ ったことに加え、中国向けの大口成約が発表されたことが強気材料となった。また、パ ーム油価格の上昇を受けた大豆油高も買いを支援した。 コーンは揃って反発。 米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高が180万トンに迫る強気な内容だっ たことで買い優勢となった。また、カナダの小麦生産量がこれまでの予想以下に留まる との見方が浮上し小麦が堅調となったことも強気材料視された。3月限は12月3日以 来の高水準まで値を切り上げた。 MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。