貴金属は、総じて下落して寄り付く見通し。金はニューヨーク安を受けて売り優勢と なろう。銀はドル建て現物相場の上昇を受けて小幅高となろう。プラチナ系貴金属(P GM)はプラチナがニューヨーク安を受けて軟調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は16.48ドル安 の2631.79ドル、銀が13セント高の3132セント、プラチナが5.91ドル 安の937.10ドル、パラジウムは15.04ドル安の964.42ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=150.07/09円で、前営業日の 大引け時点から0.33円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が1万2774円前後、銀は154.5円前後、プラチナ は4540円前後、パラジウムは4700円前後。 【NY金は米雇用統計前の手じまい売りが圧迫】 金はきのうの海外市場では、米雇用統計前の手じまい売りを受けて軟調となった。 金は米雇用統計前の手じまい売りが圧迫要因になった。米新規失業保険申請件数は、 前週比9000件増の22万4000件となった。市場予想は21万5000件だっ た。緩やかに増加し、労働市場が引き続き着実に鎮静化していることを示唆した。ただ パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は、利下げに慎重な見方を示しており、今夜 発表の米雇用統計を控えて手じまい売りが出た。事前予想は非農業部門雇用者数が20 万人増と前月の1万2000人増から回復するとみられている。 フランスのマクロン大統領は、議会で不信任決議案が可決されたバルニエ首相の後任 を「数日中に」指名すると表明した。新首相の最優先課題は、2025年予算案の議会 承認になるとした。 シリア反政府勢力は、中部の要衝ハマを制圧した。同国のアサド政権およびその同盟 国であるロシアとイランにとって新たな打撃となった。国連のグテレス事務総長は、シ リア情勢について、民間人への人道的アクセスを早急に確保し、流血の事態を終わらせ るために国連主導の政治プロセスへの回帰が急務との見解を示した。 銀はきのうの海外市場では、金軟調につれ安となったが、ドル安を受けて下げ一服と なった。 【NYプラチナは金軟調につれ安】 プラチナはきのうの海外市場では、金軟調につれ安となった。 プラチナは金軟調につれ安となった。米雇用統計の発表を控えて金に手じまい売りが 出た。ただ上海プラチナの出来高が増加し、中国勢の安値拾いの買いが入ったことは下 支え要因である。引き続き買われるかどうかを確認したい。 <今日の予定> ・全世帯家計調査・消費支出 2024年10月(総務省) ・独貿易収支 2024年10月(連邦統計庁) ・独鉱工業生産指数 2024年10月(経済技術省) ・ユーロ圏域内総生産 2024年7-9月期確報(EUROSTAT) ・米雇用統計 2024年11月(労働省) ・米消費者信頼感指数 2024年12月速報値(ミシガン大) ・建玉明細報告(CFTC) MINKABU PRESS 東海林勇行
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。