プラチナ市況=プラチナが続落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/12          2025/10    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         12,730    +10    12,818   +42  : 2,641.91    +3.05
銀          151.0    0.0     151.5  -1.5  : 3,112.00   -13.00
プラチナ     4,490    -23     4,516   -34  :   934.40    -7.08
パラジウム   4,700      0     4,700     0  :   965.13    -9.10
======================================
      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    150.08   +0.32  ユーロ・ドル相場   1.0541  -0.0036
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。ニューヨーク安を受けて売り優勢
で始まったのち、円安一服が圧迫要因になったが、ドル建て現物相場の押し目を買われ
たことを受けて下げ一服となった。午後に入ると、ドル建て現物相場の上げ一服を受け
て戻りを売られたが、円安が再開すると、下げ一服となった。パラジウムの商いは成立
しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが53〜23円安、プラチナスポットが59
円安、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが6628枚、プラチナミニが573枚、プラチナスポット
が2394枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは金主導の値動き】
 プラチナ先限は4483円まで下落した。ニューヨーク安や円安一服が圧迫要因にな
った。円相場は1ドル=150円前後で円安が一服したが、終盤に円安が再開した。
 プラチナは安寄りしたのち、金主導の値動きとなった。中国の金購入が再開したこと
を受けて金は押し目を買われたが、来年の米連邦準備理事会(FRB)の利下げの行方
が不透明なことを受けて上げ一服となった。貿易摩擦に対する懸念がプラチナの圧迫要
因であり、金が地合いを緩めると、戻りを売られた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の931.50ドルから、金堅調に
つれ高となり、937ドル台まで上昇した。午後に入ると、金の上げ一服につれ安とな
った。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。