プラチナ市況=プラチナが反発、現物相場の小反落・円小反発にも堅調

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/12          2025/10    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         12,930   +200    13,045  +227  : 2,667.41   +25.50
銀          154.0   +3.0     154.0  +2.5  : 3,189.00   +77.00
プラチナ     4,544    +54     4,574   +58  :   935.60   + 1.20
パラジウム   4,700      0     4,700     0  :   未入電
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    151.21   +1.13  ユーロ・ドル相場   1.0563  +0.0022
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。ニューヨーク高と円安を受けて買
い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の押し目を買われたことや円安が支援
要因になったが、買い一巡後は上げ一服とながら、先限は正午前に66円高で推移。午
後になり、ドル建て現物相場が935ドル台に小反落、円小反発が上値圧迫要因となっ
たが、58円高で堅調に引けた。
 パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが53〜58円高、プラチナスポットが
53円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが9357枚、プラチナミニが839枚、プラチナスポット
が2010枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは下値模索から一転して切り返す】
 プラチナ先限は夜間取引で4657円まで上昇した。前日までの下値模索から一転し
て11月26日以来の高値まで切り返した。夜間取引の後半から日中取引は上げ幅を縮
小の動きとなった。午後に4571円で買い支えられ後半から終盤は4570円台で堅
調に推移した。
 日足が5日ぶりに陽線引けとなり、チャートは底入れ期待が台頭しやすいが、25日
移動平均線(4688円)手前で上げつかえている。テクニカル要因から、底入れから
強気相場に戻るには25日移動平均線を終値で超えたい。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の936.10ドルから、金堅調に
つれ高となり、941ドル台まで上昇したのち、ドル高を受けて上げ一服となった。し
かし午後に入り、反落となり、933ドル台に軟化している。
 中国株の代表的指数である上海総合指数が買い優勢となり、3450ポイント乗せ。
11月8日以来の3500ポイントに向かう過程にあることは支援材料。
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