[今夜の視点]シカゴ大豆=需給報告は南米産にも注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は小幅もみ合い。1月限は990セントを挟んだ小幅なもみ合
いとなった。今夜は米農務省(USDA)の月例需給報告が注目されるが、米国産の期
末在庫見通しは事前予想平均では小幅な上方修正が予想されている。この数値に大きな
修正がなければ、南米産の生産高見通しなどがより注目される可能性もある。

 前日のシカゴ大豆は小幅まちまち。期近は小幅安。USDAの週間輸出検証高は
162万トン台と依然として高水準だったものの、前週の210万トン台からは大幅に
減少したことであまり支援材料とならなかった。戻す場面はあったものの、高値からは
上げ幅を削った。

 1月限は高値では10ドル台乗せもあったが、安値は985.755セントまで下落
し、引けは990.00セントまで戻した。

<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】 16:00 消費者物価指数 2024年11月確報(連邦統計庁)
◆ アメリカ ◆
【工業】 12/11 06:30 週間石油統計(API)
【農産】 12/11 02:00 世界穀物需給見通し(USDA)
【農産】 12/11 02:00 農産物生産高(USDA)
MINKABU PRESS

*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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