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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
金 (25/ 2) 2684.4 2721.1 2680.7 2718.4 + 32.6
(25/ 4) 2703.9 2741.6 2702.9 2739.4 + 32.8
銀 (25/ 3) 3246.0 3279.5 3230.5 3274.7 + 13.6
(25/ 5) 3284.0 3304.0 3260.0 3299.1 + 12.1
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
金 186,246 192,394 476,119 (+ 8,144)
銀 64,893 94,493 147,285 (+ 6,765)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 44,247.83 - 154.10
前日 151.20/22 1.0550/52 ・ナスダック 19,687.24 - 49.45
本日 151.92/94 1.0526/28 ・10年米国債利回り 4.22 + 0.03
・NY原油 (25/ 1) 68.59 + 0.22 ・SPDR保有金残高 870.79 - 1.15
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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ニューヨーク金、銀は続伸。前日比は金が32.5〜32.9ドル高、中心限月の2
月限が32.6ドル高、銀が11.4〜14.7セント高、中心限月の3月限は
13.6セント高。
金2月限は続伸。時間外取引では、中国の金融緩和見通しなどを背景に買い戻されて
堅調となった。欧州時間に入ると、ドル高を受けて上げ一服となったが、押し目は買わ
れた。日中取引では、イスラエルのシリア空爆や米単位労働コストの下方改定を受けて
買い優勢となった。
銀3月限はドル高に上値を抑えられたが、金堅調を受けて押し目を買われた。
ニューヨーク金2月限は続伸。時間外取引では2680.7〜2703.4ドルのレ
ンジで推移、前日比15.3ドル高の2701.1ドルとなった。2月限は安寄りした
のち、中国の金融緩和見通しなどを背景に買い戻されて堅調となった。欧州時間に入る
と、ドル高を受けて上げ一服となったが、押し目は買われた。
日中取引では、イスラエルのシリア空爆や米単位労働コストの下方改定を受けて買い
優勢となり、11月25日以来の高値2721.1ドルを付けた。
中国の金融緩和見通しなどを受けてレンジを上放れ、テクニカル要因の買いが入っ
た。またイスラエルのシリア空爆が続くなか、地上軍も侵攻している。一方、第3四半
期の米非農業部門の労働生産性改定値は単位労働コストが年率0.8%上昇と速報値の
1.9%から大幅に下方改定され、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しに変わ
りはなかった。
ニューヨーク銀3月限は、時間外取引で3230.5〜3266.5セントのレンジ
で推移し、前日比2.1セント安の3259.0セントとなった。3月限は安寄りした
のち、金堅調を受けて押し目を買われた。欧州時間に入ると、ドル高を受けて戻りを売
られたが、金堅調が下支えになった。
日中取引では、米単位労働コストの下方改定や金堅調を受けて押し目を買われ、
3279.5セントまで上昇した。買い一巡後は上げ一服となったが、押し目を買われ
た。
12月9日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比25万3961枚増の1808
万1803オンス、銀は57万2277オンス増の3億0761万5538オンス。
今日の材料
・11月の中国の貿易統計によると、輸出は前年同月比6.7%増と前月の12.7%
増から鈍化し、市場予想の8.5%増も下回った。輸入は前年比3.9%減少し、過去
9カ月で最も弱い結果となった。前月は2.3%減、予想は0.3%増だった。貿易黒
字は974億4000万ドルで、10月の957億2000万ドルから拡大した。
・イスラエルはシリア軍基地を攻撃した。武器が敵の手に渡らないようにするための攻
撃としているが、国境の非武装緩衝地帯を越えてシリアに進軍したことは否定した。
・第3四半期の米非農業部門の労働生産性(改定値)は、生産単位当たりの報酬を示す
単位労働コストが年率0.8%上昇と、速報値の1.9%から大幅に下方改定された。
市場予想は1.5%上昇だった。
・国際決済銀行(BIS)は、四半期報告書を公表し、急増する政府債務による金融市
場の不安定化の脅威が強まっていると指摘し、経済的損失を防ぐために政策立案者に迅
速な対応をするよう呼びかけた。
・ブリンケン米国務長官は、米国はシリアの政治移行プロセスを全面的に支持し、信頼
できる包括的な無宗派の統治に至ることを望んでいると述べた。
・イスラエルのカッツ国防相は、イスラエルに対する「テロの脅威」を防ぐため、シリ
ア南部に「イスラエル軍が常駐しない防衛地帯」を設けるよう命じたと述べた。
MINKABU PRESS
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