NYプラチナ市況=プラチナ、パラジウムは続落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
 プラチナ   (25/ 1)    940.0       945.4       920.9       924.3    - 16.4
         (25/ 4)    952.5       957.8       935.0       937.8    - 17.5
 パラジウム  (25/ 3)    987.50      992.00      951.00      961.70   - 29.80
         (25/ 6)    993.00      999.00      960.50      967.50   - 29.10
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
 プラチナ         19,063        39,901        97,373        (+    185)
 パラジウム          3,710         4,106        15,205        (-    105)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ    ・NYダウ           43,828.06 - 86.06
     前日  152.66/68   1.0467/69    ・ナスダック          19,926.73 + 23.88
     本日  153.62/64   1.0500/02    ・10年米国債利回り       4.40 +  0.08
・NY原油 (25/ 1)  71.29 +  1.27    ・SPDR保有金残高     868.50 -  4.88
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナ、パラジウムは続落。前日比は、プラチナ
が17.5〜14.9ドル安、中心限月の1月限が16.4ドル安、パラジウムが
29.90〜28.80ドル安、中心限月の3月限は29.80ドル安。
 プラチナ1月限は続落。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて貴金属市
場が調整含みとなったなか、プラチナも売り優勢だった。来週のFOMCについては
0.25%の追加利下げがほぼ確実視されているものの、米経済が堅調に推移している
ため、来年の米利下げペースが鈍化するとみられている。物価指標のなかで先行性のあ
る米生産者物価指数(PPI)はやや加速しており、積極的な利下げが続くとは期待さ
れていない。
 週末の動意は限定的だったが、米株式市場は上昇傾向を維持しており、来年もこのト
レンドを維持すると期待されていることは、リスク資産の一角であるプラチナの支援要
因。
 ただ、政権交代後の米国と、中国の対立懸念は引き続き重し。トランプ次期米大統領
は中国の習近平国家主席を就任式に招待したもようだが、習近平国家主席はこの招待に
応じない見通し。米CBSが関係筋の話として伝えた。
 パラジウム3月限は続落。プラチナ相場に連動した。
今日の材料
・イランは無人のステルス戦闘機をまもなく公表へ=報道
・共和党は夏時間の廃止を検討=トランプ次期米大統領
・昨日の利下げ決定は、幸運にも完全な合意に基づくものだった=ポルトガル中銀総裁
・ドイツ連銀、成長・インフレ見通しを引き下げ
・今後のECB理事会でさらなる利下げを行うことは理にかなっている=スペイン中銀
総裁
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