−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 現物 3カ月物 アルミ 2,494.67 + 30.57 2,534.50 + 27.50 アルミ合金 2,255.00 0.00 2,255.00 0.00 銅 8,832.85 + 62.44 8,941.00 + 58.00 ニッケル 15,135.91 + 252.61 15,356.00 + 243.00 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− アルミ3カ月物は反発。2516ドルで小高く取引を開始。前日の下落の後にクリス マス休暇前の週末を控えていたことで玉整理からの買い戻しが見られた。しかし、次期 米大統領のトランプ氏による欧州連合(EU)への関税賦課懸念が強まって欧州株が軟 化したことが手がかりとなって一時2511.50ドルの安値を付けた。米国株と銅の 堅調な足取りが強気材料視されて2544.50ドルの高値まで浮上。転売が出たが、 堅調地合いを維持して終了。 銅3カ月物は反発。8885ドルで小高く取引を開始。クリスマス休暇を控えて玉整 理基調が強まるなか値位置を切り上げて8953.50ドルの高値まで浮上した。しか し、トランプ氏による欧州連合(EU)からの輸入関税引き上げ警告を受けて欧州株が 下落したことが弱材料視されて軟化。一時8880.50ドルの安値まで値を落とし た。その後、11月の米個人消費支出(PCE)の伸びが予想以下となったことを受け て米追加利下げペース鈍化に対する警戒感が和らぐなか、米国株が浮上したことに追 随。8900ドル台を回復し、50ドルを超える上げ幅を維持して引けを迎えた。 ニッケル3カ月物は反発。1万5090ドルで軟調で取引を開始。20年11月以来 の水準まで値を落としたことで売り警戒感が強まり、買い戻されながらも1万5200 ドルを上値抵抗線にしてもちあいとなった。その後、米国株高や他非鉄貴金属の堅調を 受けて終盤に上げ幅を拡大した。引け間際に1万5370ドルの高値を記録した後、高 値圏を維持したまま終えた。 今日の材料 ・20日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。 ・中国上海総合指数は小幅続落、1.96ポイント安の3368.07ポイント。 ・欧州株は下落。 ・11月の米PCEデフレータ 結果 0.1% 予想 0.2% 前回 0.2%(PCEデフレータ・前月比) 結果 2.4% 予想 2.5% 前回 2.3%(PCEデフレータ・前年比) 結果 0.1% 予想 0.2% 前回 0.3%(PCEコアデフレータ・前月比) 結果 2.8% 予想 2.9% 前回 2.8%(PCEコアデフレータ・前年比) 11月の米個人所得・支出 結果 0.3% 予想 0.5% 前回 0.7%(0.6%から修正)(個人所得・前月比) 結果 0.4% 予想 0.6% 前回 0.3%(0.4%から修正)(個人支出・前月比) ・ドルは下落。ドル円は一時1ドル=155.90円台まで下落。156円台前半でニューヨ ーク為替市場の取引を終了。ユーロドルは1ユーロ=1.0447ドルまで上昇。大幅安 となった18日の中間水準を一時、超える。 ・米国株は上昇。ニューヨークダウは上げ幅縮小も約500ドル高を維持。ナスダック 指数は約200ポイント高。 ・ニューヨーク貴金属は反発。ドル安から金主導で買い優勢。ニューヨーク原油は小 反発。期近2月限は70ドルを回復できず、上値重く推移。 MINKABU PRESS
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