[12月30日からの1週間の展望] −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 週間高低(カッコ内は日付) 12月23日〜12月27日 始 値 高 値 安 値 終 値 前週末比 <東 京> 先限 37,750 38,110(25) 37,750 (23) 38,110 +360 ====================================== <シカゴ>27日終値 前週末比 |<週間統計データ> (12月19日まで) 25/3 454.00 +7.75 |週間輸出検証高:112万2,861トン 25/5 461.50 +9.75 |週間輸出成約高:172万1,300トン −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 157.70円 前週末比 0.71円の円安 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【前週のレビュー】とうもろこしは、期中7月限に割高感、期近3月限は割安感でバ ラツキがある。シカゴコーン期近3月限は、435〜448セントのレンジでの取引を 予想とした。 【とうもろこしは11月限が他限月にサヤ寄せするかに注目】 とうもろこし先限は25日に3万8110円まで上昇し、7月23日以来、約5カ月 ぶりの高値をつけた。高止まり状態のまま、大納会を迎えそう。他限月は3万7000 円で低迷している期先11月限を除いた限月が3万8000円〜3万8000円台に乗 せた。期先11月限が他限月にサヤ寄せするかに注目したい。 3万8000円台乗せとなる限月が多く、今年7月限以来の高値をつけ、テクニカル 要因は強気だが、閑散商いを継続。26日時点で総取組高は、173枚。本来、出来 高、取組高が増えるべき期先の取組高は1ケタにとどまっている。来年夏までに総取組 高50枚以下まで減る可能性が高く、新規売買は不向き。 【シカゴコーンは450セント台で値固めできるかに注目】 シカゴコーンは19日まで押し目を形成したが、20日以降は戻り歩調となり、堅調 に推移。クリスマス休暇明けの26日は今月11日の高値を上抜き、6月終盤以来の高 値まで上伸し、半年ぶりの高値をつけた。 大豆、小麦の動きに左右される日が多いが、アルゼンチン産地の乾燥懸念に支援され ている。現時点で南米産コーンの作柄悪化、減産のシナリオを描くのは時期尚早。南米 産コーンの生育期は1月〜2月が中心。 中心限月の期近3月限は、今月11日に451.25セントの高値をつけた。10月 2日の高値452.25セントが抵抗線となり、調整局面入りとなった。19日に今月 6日以来の安値となる435.75セントまで下落。その日から反転し、底入れムード が強まり、26日に454.54セントまで値を飛ばし、6月26日以来、半年ぶりの 高値をつけた。 今後も小麦、大豆相場の影響を受けるが、価格上昇により、実需家の買い手控えが起 こらないかが懸念材料。テクニカルからは年末年始の取引で450セント台で値固めが できるかに注目。緩やかな上昇基調にある25日移動平均線(439.50セント)か らの上方乖離率、26日の引け時で約3.1%。まださほど買い過剰感はない。450 セント割れ場面で押し目買いが喚起されるかに注目したい。 <当面の予定(イベント・経済統計)> 30日 シカゴ購買部協会景気指数 2024年12月(シカゴ購買部協会) 米中古住宅販売仮契約指数 2024年11月(全米不動産協会) 建玉明細報告(CFTC) 米週間穀物輸出検証高(USDA) 31日 中国製造業購買担当者景況指数 2024年12月(中国物流購買連合会) 中国非製造業購買担当者景況指数 2024年12月(中国物流購買連合会) 米ケース・シラー住宅価格指数 2024年10月(S&P) 1日 ●元日 2日 ●ニュージーランド 中国製造業購買担当者景況指数 2024年12月(財新) ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2024年12月確報(Markit) 米新規失業保険申請件数(労働省) 3日 独雇用統計 2024年12月(連邦雇用庁) 英マネーサプライ 2024年11月(BOE) 米製造業景況指数 2024年12月(ISM) 米週間穀物輸出成約高(USDA) MINKABU PRESS ※投資や売買は御自身の判断でお願いします。
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