−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/03 456.00 472.50 455.75 470.50 +14.50 2025/05 464.50 481.50 463.75 479.50 +15.00 2025/07 468.00 484.00 467.25 482.00 +14.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 916,009 279,051 1,686,536 (- 5,458) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米農務省発表の米国需給報告(1月10日発表:カッコ内は前月見通し) 2023/24年度 作付面積 : 9460万エーカー ( 9460万エーカー) 単 収 : 177.3Bu ( 177.3Bu) 期初在庫 : 13億6000万Bu ( 13億6000万Bu) 生 産 :153億4100万Bu (153億4100万Bu) 輸 入 : 2800万Bu ( 2800万Bu) 供給合計 :167億2900万Bu (167億2900万Bu) 飼料用 : 58億0400万Bu ( 58億0700万Bu) 食品・種・工業用: 68億6900万Bu ( 68億6900万Bu) 内エタノール : 54億7800万Bu ( 54億7800万Bu) 輸 出 : 22億9200万Bu ( 22億9200万Bu) 需要合計 :149億6900万Bu (149億6900万Bu) 期末在庫 : 17億6300万Bu ( 17億6000万Bu) 在庫/消費率 : 11.8% ( 11.8%) 2024/25年度 作付面積 : 9060万エーカー ( 9070万エーカー) 単 収 : 179.3Bu ( 183.1Bu) 期初在庫 : 17億6300万Bu ( 17億6000万Bu) 生 産 :148億6700万Bu (151億4300万Bu) 輸 入 : 2500万Bu ( 2500万Bu) 供給合計 :166億5500万Bu (169億2800万Bu) 飼料用 : 57億7500万Bu ( 58億2500万Bu) 食品・種・工業用: 68億9000万Bu ( 68億9000万Bu) 内エタノール : 55億0000万Bu ( 55億0000万Bu) 輸 出 : 24億5000万Bu ( 24億7500万Bu) 需要合計 :151億1500万Bu (151億9000万Bu) 期末在庫 : 15億4000万Bu ( 17億3800万Bu) 在庫/消費率 : 10.2% ( 11.4%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(1月2日までの週) コーン:44万5000トン(事前予想レンジ:60万〜140万トン) 小 麦:11万1300トン(事前予想レンジ:20万〜 60万トン) *米気象庁発表の6−10日予報(1月16日−1月20日) コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜平年並。雨量は平年を下回る〜上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは期近は大幅続伸、他は総じて続伸。前日比は0.75〜15.00セント 高。3月限は前日比14.50セント高の470.50セント。 米農務省(USDA)月例需給報告で、米国の24/25年度生産量予測が2億76 00万Buもの大幅引き下げとなったことを受けて買い優勢で運ばれた。期近3限月は 470セント台に乗せるまで上げ幅を拡大し、大幅上昇となった。 3月限は456セントで取引を開始した後は、米農務省(USDA)月例需給報告発 表待ちのなか模様眺めの雰囲気が高まり458セントを上値抵抗線とする小動きが続い た。USDA月例需給報告が発表されると24/25年度の米生産量予測の予想外の 大幅引き下げが強気のサプライズとなって472.50セントの高値まで一気に浮上。 高値で転売が見られながらもすぐに買い戻され高値圏を保って引けを迎えた。 米国の23/24年度需給見通しは飼料用需要予測が300万Bu引き下げられた が、期末在庫率は前月とほぼ同率だった。 一方の24/25年度の米需給予測は生産量予測が前月の151億4300万Buか ら148億6700万Buと2億7600万Buもの大幅引き下げとなった。その一方 で飼料用需要予測は5000万Bu、輸出用予測は2500万Buの引き下げとなった が、生産量予測大幅引き下げが影響し期末在庫率予測は前月の11.4%から10. 2%へ下方修正された。 24/25年度のブラジル及びアルゼンチンの生産量見通しは前月と同量の1億27 00万トン、5100万トンに据え置かれた。 米農務省(USDA)が発表した1月2日までのコーン週間純輸出成約高は44万 5000トンと、クリスマス休暇に続いて年末年始を挟んだこともあり、前週の77万 7000トンを下回った。 今年度の累計純輸出成約高は3924万5900トンと、前年同期の3027万 6300トンをおよそ30%上回っている。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州> この24時間は概ね降雨は発生しなかった。気温は平年並。 今後は13日までまばらな降雨となり、気温は13日まで平年並になると予測され る。 ブラジル産地南部では少雨傾向が続いており乾燥に対する警戒感が次第に強まってい る。 <ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部> 散発的な降雨が発生。気温は平年並だった。同様の状況が13日まで続くもよう。 広範に雨季の降雨が続いており、着ザヤ期にある大豆の生育には適した環境が維持さ れているが、ごく初期の収穫が遅延する恐れも浮上している。 <アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部> 局地的な降雨が発生。気温は平年並〜平年を上回った。 13日まで局地的な降雨が続き、気温は平年並〜平年を上回る見込み。 <アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部> この24時間の降雨はごく限られた地域にとどまった。気温は平年並〜平年を上回っ たが、同様の状態が13日まで続くだろう。 アルゼンチン産地の多くで土壌水分の乾燥が進行しているが、15日前後まで少雨傾 向が続く見通しとなっている。1月半ば以降の降雨も雨量は限られる可能性が高く、受 粉〜結実期を迎えているコーンに与える土壌水分不足の影響が懸念される。 シカゴ小麦は期近3本が続落。米農務省(USDA)月例需給報告で24/25年度 の米国の小麦生産量予測が据え置かれたことが弱材料視された。4番限以降は買い優 勢。 中心限月の3月限は前日比3.25セント安の530.75セントで終えた。 米農務省(USDA)月例需給報告で24/25年度米小麦は生産量予測は前月と同 量の19億7100万Buに据え置かれた。需要項目でが種子用需要予測が200万 Bu引き上げられたが期末在庫量への影響は限られ、期末在庫量予測は前月の7億 9500万Buから7億9800万Buへ僅かに上方修正された。 今日の材料 ・ブラジル南部産地では少雨傾向強まる。 ・ブラジル中部産地では雨に恵まれコーン、大豆の生育環境は良好。 ・アルゼンチン産地中部はまばらの雨を受け土壌水分乾燥進行が懸念される。 ・アルゼンチン産地南部では一部地域での土壌水分乾燥懸念が強まる。 ・米国の23/24年度期末在庫率は前月の11.8%に据え置かれる。 ・24/25年度の米エタノール生産量需要予測は5000万Bu、輸出用需要予測 が1億5000万Bu引き上げられる。 ・米24/25年度期末在庫率は前月の12.9%から11.4%に引き下げ。 ・1月2日までのコーン週間純輸出成約高は44万5000トンと、クリスマス休暇 に続いて年末年始を挟んだこともあり、前週の77万7000トンを下回る。 MINKABU PRESS
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