ゴム市況＝軒並み続伸、上海高を好感し６月限は３７５円を突破

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
               　ＲＳＳ３　　　　　   　        　     ＴＳＲ２０
   2025/01　　    2025/06　      2025/12       　2025/02         2026/01
　385.8　+ 6.6   376.2  + 7.6   370.0  + 4.0    303.0   0.0     304.0   0.0
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 　　　上海ゴム　　5月限  　17,230　　+　240元　（午後3時40分時点）
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【市況】
　ゴムＲＳＳ３号は軒並み続伸。寄り付きでは、上海夜間安に反応が薄く、最近の反発
地合いを継続し、地合いを引き締めた。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムがプラスサ
イドに転じたことから買いが先行。終盤に入ると、上海ゴムが上げ幅を拡大したことを
受けて、一段高となった。ＴＳＲ２０は、出来ず。
　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比２．７〜７．６円高。活発限月の６月限は同７．
６円高の３７６．２円、期先２５年１２月限は同４．０円高の３７０．０円となった。
総出来高は７４０枚。ＴＳＲ２０は全限が同変わらず。

【６月限が３７５円突破】
　今日のＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、続伸となった。活発限月の６月限は、これで４本連
続で陽線が立ち、終値ベースで節目の３７５円を上抜いた。目先、昨年１２月１２日の
高値３７８．５円や同月６日の高値３８０．０円が上値目標となる。これらを上抜く
と、特に目立った抵抗線が見当たらないことから、節目の３９０．０円や４００．０円
が意識される。

　ただ、現在、天然ゴムを積極的に買い進むような天然ゴム独自の材料は見当たらな
い。現状は、原油やゴールドなど、商品相場全体に買われている流れと、直近の下落に
対する修正場面が重なり、地合いを引き締めているとみる。商品高が一服となった時、
ゴム相場の上昇が止まるのか注目したい。
【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
　シンガポール市場は、ＲＳＳ３号は出来ず。ＴＳＲ２０は買いが先行し、前営業日比
１．０〜２．３セント高で推移している。
　上海ゴムは続伸。中心限月の５月限は、夜間取引では売りが優勢となり、夜間取引を
前営業日比７０元安の１万６９８５元で終えた。だが日中取引に入ると、買いが先行す
る展開となり、終盤には１万７２９０元まで水準を引き上げた。

MINKABU PRESSS

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