●今夜のシナリオ穀物、利食い売りの有無と輸出統計=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 アジアタイムは大豆を中心に調整売りが膨らんでいる。急ピッチな値上がりの反動が
みられると、調整売り優勢の展開になる。南米の天候不順、米農務省(USDA)の在
庫見通し引き下げなどを手掛りに急伸していたが、農家売りが膨らむなど過熱感が目立
ち始めている。このまま上昇が一服すると、短期筋の利食い売りでトウモロコシは
470セント台中盤まで軟化する。一方、強気のマクロ環境に変化が見られないと評価
されると、押し目は早めに買い拾われ、470セント台が打診される。南米の気象環境
の他、週間輸出成約高の数値にも注目したい。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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