ゴム市況＝総じて続伸、上海高や終盤のドル円の戻りを好感

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
               　ＲＳＳ３　　　　　   　        　     ＴＳＲ２０
   2025/01　　    2025/06　      2025/12       　2025/02         2026/01
　387.5  - 5.5   386.5  + 2.7   382.0   0.0     308.0   0.0     309.0   0.0
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 　　　上海ゴム　　5月限  　17,575　　+　230元　（午後3時40分時点）
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【市況】
　ゴムＲＳＳ３号は総じて続伸。寄り付きでは、上海夜間高を受けて、地合いを引き締
めた。中盤は、日中取引の上海ゴムが上値重く推移したうえ、ドル・円が１ドル＝１５
５円台前半の円高に振れたことなどを受けて売りが優勢となり、マイナスサイドに振れ
る限月が目立った。だが、終盤に入ると、ドル・円が１５６円台を回復したことや、上
海ゴムが今日の高値圏を維持したことから、再び地合いを引き締めた。ＴＳＲ２０は、
出来ず。
　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比５．５円安〜２．９円高。活発限月の６月限は同
２．７円高の３８６．５円、期先２５年１２月限は同変わらずの３８２．０円となっ
た。総出来高は６０８枚。ＴＳＲ２０はが同変わらず〜１．０円高。

【産地相場は一段高】
　産地タイの天然ゴム価格は、一段高となっている。１月１６日のタイ南部の天然ゴム
主要積み出し港のソンクラ渡しのオファー価格は、前営業日比２．３５バーツ高の８
６．４０バーツが提示されている。ソンクラのタイオファーが８６バーツ台を付けたの
は、昨年１２月９日の８６．１４バーツ以来のこと。
　上海ゴムやＪＰＸゴムＲＳＳ３号の上昇を背景に、産地相場も上昇しており、スパイ
ラル的な様相を呈してきた。ただ、上海ゴムには、戻りを叩く動きも見え始めており、
上値を追っての買いには注意したい。
【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、ＲＳＳ３号は４月限と５月限が約定し、ともに前営業日比３．
１セント高。ＴＳＲ２０も買いが優勢となり、同１．２〜２．１セント高で推移して
いる。
　上海ゴムは続伸。中心限月の５月限は、夜間取引から買いが優勢となり、夜間取引を
前営業日比２８５元高の１万７６３０元で終えた。ただ、日中取引に入ると、やや伸び
悩みをみせ、上げ幅を削る場面があった。

MINKABU PRESSS

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