−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/03 1,042.00 1,042.75 1,018.50 1,019.00 -23.75 2025/05 1,055.25 1,055.25 1,031.00 1,031.50 -23.75 2025/07 1,066.00 1,066.25 1,042.50 1,042.75 -23.25 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 488,922 243,295 836,282 (+ 10,916) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(1月9日までの週) 大 豆:56万9100トン(事前予想レンジ:40万〜130万トン) 大豆粕:14万5500トン(事前予想レンジ:15万〜 40万トン) 大豆油: 5万7300トン(事前予想レンジ: 2万〜 6万トン) *米気象庁発表の6−10日予報(1月22日−1月26日) コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜平年並。雨量は平年を下回る〜上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年並。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は期近から大幅続落。前日比は23.75〜14.00セント安。3月限は前日 比23.75セント安の1019セント。 米農務省(USDA)が中国向けの大口成約を発表したものの、これまで乾燥が懸念 されているアルゼンチン、ブラジル産地南部での降雨予報が弱材料視されて売り優勢で 運ばれた。今月14日に昨年10月以来の水準まで急伸した後の反動から下げ幅が大き くなった。 3月限は1042セントで取引を開始した直後に1042.75セントの高値を付け たが、その後は軟化に転じた。暫く1030セント割れに対する抵抗を見せてもちあっ たがシカゴの時間帯に更に値位置を落とし今月10日以来の低い水準となる1018. 50セントの安値を記録。安値に近い水準のまま引けを迎えた。 米農務省(USDA)が発表した1月9日までの大豆週間純輸出成約高は56万 9100トンで前週の28万9100トンを上回った。今年度の累計純輸出成約高は 4089万0600トンと、前年度同期の3738万7900トンを約9%上回ってい る。 USDAは24/25年度積みで中国向けの大豆、13万2000トンの大口成約を 発表した。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州> この24時間は局地的な降雨が発生。気温は平年並だった。 今後は18日まで局地的な降雨が続き、19日は散発的な降雨となる見込み。気温は 16〜18日にかけて平年を上回り19日は平年並になるだろう。 少雨傾向が続いており、マトグロッソドスル、パラナ、リオグランデドスルでの乾燥 が懸念されが週末にかけて前線接近とこれに伴う広い範囲での散発的な降雨が期待され る。 <ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部> この24時間は散発的な降雨が発生。気温は平年並だった。 今後は19日まで散発的な降雨が続き、気温も平年並を維持する見込み。広い範囲で 散発的な降雨が続いており結実期を迎えている大豆にとって良好な生育環境が続いてい るが、この雨が1月末から2月上旬まで続くようであれば大豆の収穫遅延などの恐れが 高まる。 <アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部> この24時間はほとんど降雨は発生しなかった。気温は平年を上回った。 今後は16〜19日にかけて局地的、または散発的な降雨が発生する見込み。気温は 17日まで平年を上回るが、18〜19日は平年以下〜平年並になるだろう。 <アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部> この24時間は概ね降雨は発生しておらず、気温は平年を上回った。 今後は16〜19日にかけて局地的、または散発的な降雨となる見込み。気温は17 日まで平年を上回るが、18〜19日は平年以下〜平年並になるだろう。 アルゼンチンでは多くの地域で土壌水分が低下。少雨傾向に加え、気温が32〜 36℃程度まで上昇し穀物の作柄は悪化。今週は週後半から週末にかけて降雨が見込ま れるが、雨量は限られるだろう。その後は再び乾燥傾向が見込まれており、穀物の作柄 悪化が警戒される。 大豆製品は、大豆粕、大豆油共に大豆の軟調な足取りに追随安となった。大豆粕3月 限は昨年12月20日以来の水準となる293.50ドルまで軟化し終値ベースでも 300ドルを割り込んだ。 大豆粕3月限は前日比7.60ドル安の294.40ドルで終了。 今日の材料 ・ブラジル南部産地では少雨傾向続くが今週末には降雨発生か。 ・ブラジル中部産地では雨に恵まれコーン、大豆の生育環境は良好。 ・アルゼンチン産地中部および南部では土壌水分の乾燥が進行。今週末には降雨の 可能性あり。 ・1月9日までの大豆週間純輸出成約高は56万9100トンで前週の28万 9100トンを上回る。 ・USDAは24/25年度積みで中国向けの大豆、13万2000トンの大口成約 を発表。 MINKABU PRESS
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