[本日の見通し]石油=軟調、ウクライナ停戦は現実となるのか

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2025年6月限は軟調。ただ、夜間取引の段階で下げは一
服している。
 トランプ米大統領はロシアのプーチン大統領と会談する用意があると繰り返し述べて
いる。ウクライナ戦争の停止を以前から主張しており、会談の内容次第ではすぐに停戦
となる可能性がある。ただ、就任直後のトランプ米大統領は対外援助を90日間凍結す
ることを発表したにもかかわらず、イスラエルやウクライナはこの対象外であるとい
う。米国がウクライナ支援を続けるなら、戦争は終わらない。プーチン大統領の対応次
第でウクライナ戦争を続けるのだろうか。兎にも角にも停戦を目指すという態度には見
えない。
 時間外取引でニューヨーク原油3月限は前日比0.09ドル安の75.74ドルで推
移。本日これまでのレンジは75.68〜75.95ドル。
 原油6月限の予想レンジは7万1800円から7万2800円、ガソリン先限は8万
6500円から8万7500円、灯油先限は8万7500円から8万8500円。
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