●論点解説穀物、戻り高値更新も持高調整が上値圧迫=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 22日の穀物相場は利食い売りが優勢だった。前日はアルゼンチンの乾燥懸念で急伸
していたが、調整売りが膨らんだ。アルゼンチンでは降雨が観測されている一方、生産
環境を安定化させるには不十分との見方も強い。このためトウモロコシ相場は戻り高値
の更新が続いているが、調整売りが優勢になった。降雨警戒で売り込まれたというより
も、過熱感解消の調整売りを進めるきっかけとした、改めてアルゼンチンの降雨報告が
使われた模様だ。特に目立った新規売買材料は見当たらない中で、値下がりになった。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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