【プラチナETF残高は銘柄ごとにまちまち】 世界12カ国に上場している金ETF(上場投資信託)の現物保有高は1月22日時 点で1060.04トンとなり、前週末比9.77トン減となった。米国で9.76ト ン、英GBSで0.08トン減少、英ETFSで0.07トン増加した。米政権の政策 に対する不透明感を受けて堅調となったが、戻り場面で投資資金が流出した。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の銀ETF(コード:SLV)の現物保有量は 前週末比133.13トン減の1万4277.59トンとなった。WisdomTre eの銀ETFの現物保有量は21日のロンドン(コード:PHAG)で同1.60トン 増の1492.00トンとなり、Aberdeenは22日のニューヨーク(コード: SIVR)で同80.17トン増の1609.37トンとなった。 ロンドン証券取引所(LSE)に上場しているプラチナ・パラジウムのETFの現物 保有量(WisdomTree分)は21日時点でプラチナが19.33トン、パラジ ウムが3.99トンとなり、前週末比でプラチナが0.11トン増、パラジウムは変わ らずとなった。 一方、ニューヨーク証券取引所(NYSE)のプラチナ・パラジウムETFの現物保 有高は22日時点でプラチナが33.68トン、パラジウムが12.11トンとなり、 前週末比でプラチナ、パラジウムともに変わらずとなった。 ヨハネスブルク証券取引所(JSE)のプラチナ・パラジウムETFの現物保有高は 21日時点でプラチナが10.71トン、パラジウムが0.24トンとなり、前週末比 でプラチナが0.06トン減、パラジウムは変わらずとなった。 プラチナETF(上場投信)残高は銘柄ごとにまちまちとなった。ロンドンで押し目 買いが入る一方、南アで米大統領の関税発言を受けて投資資金が流出した。 MINKABU PRESS 東海林勇行
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