[今夜の視点]シカゴ大豆=中国重視ならさらに下落も

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は軟調。3月限は1050セント台前半のもみ合いとなってい
る。引き続きアルゼンチン産地を中心とした南米産地の天気予報に注目したいが、トラ
ンプ大統領就任時から懸念材料とされてきた中国への追加関税について、ついに言及が
あったことで、前日はこのところの騰勢が削がれた形となった。今夜はどう動くか注目
したいが、中国との今後の貿易摩擦懸念が重視されるとさらに下落する可能性もある。
 前日のシカゴは反落。干ばつ懸念のあるアルゼンチン産地に目先降雨が見込まれるこ
とや、トランプ大統領が中国からの輸入品に対して追加関税を検討していることが報じ
られたことで、期近から売り圧力が優勢となった。

 3月限は1051.75セントまで下落した後、引けは1056.00セントだっ
た。

<今夜の予定>
◆ アメリカ ◆
【経済】 22:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【工業】 1/24 01:00 週間石油統計(EIA)
◆ カナダ ◆
【経済】 22:30 小売売上高 2024年11月(カナダ統計局)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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