[今夜の視点]シカゴ大豆=週間輸出成約高にも注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は軟調。急落して始まった後はやや戻している。3月限は
1050セント台前半まで下落している。後述するように、アルゼンチン産地の作柄悪
化が深刻化しているものの、前日は高値から大きく上げ幅を削り、この日のアジアの時
間帯の夜間取引も下落するなど、センチメントはあまり強くない。今夜はさらに買い直
されるか否かに注目したい。週間輸出成約高にも注目したい。

 前日のシカゴは反発。コーンと同様にブエノスアイレス穀物取引所がアルゼンチン産
大豆生産高見通しを4960万トンと、100万トン下方修正したうえ、作柄報告でも
「良」以上が22%と前週から10ポイント低下し、「劣」以下が28%と7ポイント
上昇して、顕著な作柄悪化が見られたことで、これからの降雨でも作柄は挽回不可能と
の見方が強まった。

 3月限は1076.25セントまで上昇した後、引けは1065.50セントと、高
値からかなり上げ幅を削った。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 18:00 製造業購買担当者景況指数 2025年1月速報(Markit)
【経済】 18:00 サービス業購買担当者景況指数 2025年1月速報(Markit)
【経済】 18:00 購買担当者総合景況指数 2025年1月速報(Markit)
◆ アメリカ ◆
【経済】 1/25 00:00 消費者信頼感指数 2025年1月確報値(ミシガン大)
【経済】 1/25 00:00 中古住宅販売統計 2024年12月(全米不動産協会)
【農産】 22:30 週間穀物輸出成約高(USDA)
【商品】 1/25 05:30 建玉明細報告(CFTC)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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