経済統計解説=米総合PMIやミシガン大消費者信頼感指数確報値は低下

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 1月のユーロ圏HCOB総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.2と前月
の49.6から上昇し、好不況の分かれ目となる50を小幅に上回った。サービス業P
MIは51.6から51.4に低下したものの、引き続き50を上回った。事前予想は
51.5だった。製造部門PMIは45.1から46.1に上昇した。事前予想の
45.3を上回った。
 1月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は52.4と、前月の55.4か
ら低下し、昨年4月以来の低水準となった。サービス部門PMIは52.8と前月の
56.8から低下、製造業PMIは50.1と前月の49.4から上昇し、6月以来の
高水準となった。トランプ米大統領政権下での「規制緩和、減税、保護主義の高まり」
への観測から拡大した。一方、1月の米ミシガン大消費者信頼感指数確報値は71.1
と、前月の74.0から低下した。速報値の73.2から下方修正された。低下は6カ
月ぶり。消費者の1年先の期待インフレ率は3.3%と速報値から変わらず。前月は
2.8%だった。
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