ゴム午前=堅調、155円台半ばの円安や日経平均株価の下げ幅縮小を映す

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、堅調。寄り付きでは、株安や他商品安を嫌気して夜間取引の上げ
幅を削る展開となり、一部限月はマイナスサイドに沈んだ。だが、売り一巡後は、ド
ル・円が1ドル=155円台半ばの円安に振れたことや日経平均株価の下げ幅縮小を好
感し、買いが優勢となっている。TSR20は、出来ず。

 午前11時46分現在のRSS3号は前営業日比変わらず〜4.7円高。活発限月の
6月限は同3.7円高の382.3円、新甫26年1月限は出来ず、推定出来高は28
8枚(前日夜間取引含む)。

【6月限はしっかり】
 今日午前のおJPXゴムRSS3号は、総じてしっかりと推移している。活発限月の
6月限は、382円台での取引が中心となっている。6月限は1月15日以降、380
円を挟んでのもみ合いが続いている。
 今日から上海ゴムが来月4日まで休場となる。このため積極的な商いは手控えられる
だろう。また、上海ゴムが休場中に比較的大きな値動きをみせても、往って来いになる
ことが多い。上海ゴムが休場のうちは、上値追いの買い、下値を追っての売りには注意
した方がいいだろう。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、春節のため休場。取引再開は1月31日の予定。
 上海ゴム市場は、春節のため休場。取引再開は2月5日の予定。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。