シカゴ大豆の夜間取引はもみ合い。3月限は朝方1040セント台前半で弱含みとな っていたが、その後は1045セント台まで戻している。前日は独自要因より「ディー プシーク」ショックを受けた金融市場の値動きで、リスクオフの動きが強まった感が強 いが、引けは安値から戻しており、これで織り込み済みとなった可能性もある。今夜も 金融市場の値動きには注意したいものの、アルゼンチンなどの作柄悪化に再び焦点が移 れば、再び戻す可能性は十分にあろう。 前日のシカゴは続落。週間輸出検証高が72万トン台と前週の97万トン台から減少 したうえ、中国のディープシーク社が先週、オープンAIの技術と競合を可能にする最 新のAIモデルを発表したことで米国のIT・ハイテク株が急落し、シカゴ穀物全体に リスクオフの売り圧力が強まった。 3月限は1040.00セントまで下落した後、引けは1045.00セントまで戻 した。 <今夜の予定> ◆ 中国 ◆ 【休日】 春節 ◆ フランス ◆ 【経済】 16:45 消費者信頼感指数 2025年1月(INSEE) ◆ アメリカ ◆ 【経済】 22:30 耐久財受注 2024年12月速報値(商務省) 【経済】 23:00 住宅価格指数 2024年11月(連邦住宅金融局) 【経済】 23:00 ケース・シラー住宅価格指数 2024年11月(S&P) 【経済】 1/29 00:00 消費者信頼感指数 2025年1月(カンファレンスボード) 【経済】 連邦公開市場委員会(FRB) 【工業】 1/29 06:30 週間石油統計(API) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。