ゴム午前=堅調、シンガポールゴム高などを好感

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、堅調。寄り付きでは、上海ゴムが休場のため、手掛り材料難とな
る中、買いが優勢となった。中盤に入ると、連休明けのシンガポールゴム市場が買い先
行となったことなどを受けて、地合いを引き締めた。TSR20は、出来ず。

 午前11時47分現在のRSS3号は前営業日比1.7〜4.3円高。活発限月の7
月限は同4.0円高の392.1円、期先26年1月限は出来ず、推定出来高は239
枚(前日夜間取引含む)。

【7月限が390円突破】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、買い先行する展開となっている。上海ゴムが休
場中のため、商いは薄いが、最近の強地合いを継続し、水準を引き上げている。活発限
月の7月限は節目の390円を上抜き、392.1円まで上昇し、昨年10月25日の
の高値391.5円を上抜いた。
 ここからの上値目標だが、取組高の少ない価格帯に入っており、特に目立った抵抗線
などは見当たらない。このため、節目の395円、400円が意識される。これらを突
破すれば、昨年10月8日の高値405.0円を目指すとみる。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は、総じて買いが優勢と
なり、1.3セント安〜1.7セント高。
 上海ゴム市場は、春節のため休場。取引再開は2月5日の予定。

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