ゴム相場は、夜間取引の引けと比べ、やや売りが優勢で寄り付きそうだ。 上海ゴム夜間取引は、春節のため休場。ドル円は1ドル=154.75円前後とJP XゴムRSS3号の31日の夜間取引の引けと比べ、同値圏で推移している。 1月31日のNYダウ工業株30種平均株価は前営業日比337ドル安の4万454 4ドル、ナスダック総合株価指数は同0.28%低下、NY原油期近3月限は同0.2 0ドル安の72.53ドルとなった。 今日のJPXゴムRSS3号の寄り付きは、株安や原油安を背景に軟調に推移しそう だ。また、トランプ米大統領が、EUに対し追加関税の可能性を言及したことに対し、 2日、欧州委員会の報道官は、追加関税をかけた場合「断固たる対応をとる」と明言し た。これを受けて、今朝の為替市場では、ユーロ・ドルは急落するなど、市場は貿易戦 争の懸念を強めている。商品市場にとっては、まずは売り材料となりそうだ。 ゴムRSS3号の活発限月の期中7月限は、389.0〜390.0円前後で寄り付 くと予想する。今日の予想レンジは375.0〜395.0円前後としたい。期先26 年1月限は384.0〜385.0円前後で寄り付きと予想する。 TSR20の期先26年2月限は308.0〜312.0円前後で発会するとみる。 本日の予想レンジは306.0〜317.0円前後と考えたい。 【1月31日のゴム・レビュー】 ゴムRSS3号は、総じて続伸。序盤は上海ゴムが休場のため、手掛り材料難となる 中、最近の強地合いを継続し、買いが優勢となった。中盤以降は、連休明けのシンガポ ールゴム市場が買い先行となったことなどを受けて、地合いを引き締めた。活発限月の 7月限は節目の395円目前まで上昇した。TSR20は、出来ず。 大引けのRSS3号は、前営業日比3.5〜6.3円高。活発限月の6月限は同 6.3円高の394.4円、期先26年1月限は同6.0円高の386.0円、総出来 高は502枚。TSR20は納会となった2月限は同変わらずの309.0円、他限月 は同1.0円高。 夜間取引のRSS3号は、下落。前営業日比4.1〜0.7円安。活発限月の7月限 は同4.1円安の390.3円、期先1月限は出来ず、総出来高は110枚。TSR2 0は、出来ず。 【ゴムRSS市場の投資部門別取引状況(単位=枚)】 自 己 委 託 法 人 個 人 海外投資家 証券会社 01月第3週 - 60 + 60 - 31 + 11 + 81 - 1 01月第2週 - 17 + 17 - 5 - 206 + 222 + 6 01月第1週 + 27 - 27 + 27 + 106 - 161 + 1 12月第5週 + 5 - 5 - 15 + 3 + 7 0 (注 数値はネット、+は買い越し、-は売り越し) 【ゴムTSR20市場の投資部門別取引状況(単位=枚) 自 己 委 託 法 人 個 人 海外投資家 証券会社 01月第3週 0 0 0 0 0 0 01月第2週 0 0 0 0 0 0 01月第1週 0 0 0 0 0 0 12月第5週 0 0 0 0 0 0 (注 数値はネット、+は買い越し、-は売り越し) <今日の予定> ◆ 日本 ◆ 【経済】14:00 新車登録台数 2025年1月(自販連) 【経済】14:00 軽自動車新車販売速報 2025年1月(全軽自協) 【発会】--:-- プラッツドバイ原油 2026年4月限(東京商品) 【発会】--:-- ゴムTSR20 2026年2月限(大阪取引所) ◆ 中国 ◆ 【休日】--:-- 春節 ◆ アメリカ ◆ 【経済】2/4 00:00 建設支出 2024年12月(商務省) 【経済】2/4 00:00 製造業景況指数 2025年1月(ISM) 【経済】--:-- 新車販売台数 2025年1月(Autodata) 【農産】2/4 01:00 週間穀物輸出検証高(USDA) MINKABU PRESS
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