ゴム午前=まちまち、貿易戦争懸念を嫌気

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、まちまち。寄り付きでは、貿易戦争懸念から商品価格が上昇する
との見方が広がり、買いが優勢となった。一部限月はプラスサイドに振れた。だが、そ
の後は、関税発動による景気減速懸念などから、上値の重い展開となっている。TSR
20は、出来ず。

 午前11時18分現在のRSS3号は前営業日比3.6円安〜1.9円高。活発限月
の7月限は同0.6円安の393.8円、期先26年1月限は出来ず、推定出来高は3
43枚(前日夜間取引含む)。

【貿易戦争懸念が広がる】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、まちまちとなっている。序盤は、貿易戦争懸念
から商品価格が上昇するとの見方が広がり、買いが優勢となった。その後は上値がやや
重くなっている。関税発動による景気減速懸念が嫌気されているようだ。
 米国が関税引き上げれば、為替相場はドル高に振れやすい。ただ、相手国が報復関税
に動けば、相場が一転する可能性があるので注意したい。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は5月限と6月限が約定し、9.4セント高と
8.4セント高。TSR20は、総じて買いが優勢となり、0.3セント安〜0.2セ
ント高。
 上海ゴム市場は、春節のため休場。取引再開は2月5日の予定。

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