[今夜の視点]シカゴコーン=関税ショック続くか、チャート悪化にも注意

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引は軟調。週明けのアジアの時間帯の夜間取引はドル高進展で
崩れる展開となっており、3月限は470セント台前半まで下落している。米国の高関
税実施が今夜も弱材料視されそうだが、高値から大きく崩れてチャート面からの売り圧
力も強まりやすい状況のため、それにも注意したい。引き続き南米産地の天気予報にも
注目したい。また今夜は週間輸出検証高が発表される。
 31日のシカゴは続落。南米産地の作柄懸念は続いているものの、米国が2月1日か
らカナダ、メキシコ、中国に高関税を賦課することで弱気インパクトが大きくなった。
ドル高や米株安も圧迫要因となった。

 3月限は479.25セントまで下落したが、引けは482.00セントと480セ
ント台を回復した。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 18:00 製造業購買担当者景況指数 2025年1月確報 (Markit)
【経済】 19:00 消費者物価指数 2025年1月速報 (EUROSTAT)
◆ アメリカ ◆
【経済】 2/4 00:00 建設支出 2024年12月 (商務省)
【経済】 2/4 00:00 製造業景況指数 2025年1月 (ISM)
【経済】 新車販売台数 2025年1月 (Autodata)
【農産】 2/4 01:00 週間穀物輸出検証高 (USDA)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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