[今夜の視点]シカゴコーン=アジア時間の対中輸入関税発動にも反応薄

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引はもみ合い。3月限は480セント台後半〜490セント辺
りのもみ合い。午後2時01分から米国の対中輸入関税が発動されたものの、あまり大
きな反応は見せていない。大豆があまり崩れていないので、弱気のインパクトが軽減さ
れた形となっている。米国の時間帯の反応に注目したい。
 前日のシカゴは反発。週間輸出検証高が125万トン台と引き続き高水準となるな
か、南米産地の天候作柄懸念が続いていることに支援された。また対メキシコの輸入関
税発動が1カ月延期されたことも好感された(そのあと対カナダ関税も延期された)。
大豆が急伸して、小麦も堅調でシカゴ穀物全体に強基調となった。

 3月限は491.00セントまで上伸して、引けも488.75セントとあまり下げ
なかった。

<今夜の予定>
◆ 中国 ◆
【休日】春節
◆ アメリカ ◆
【経済】 2/5 00:00 耐久財受注 2024年12月確報値(商務省)
【経済】 2/5 00:00 製造業新規受注 2024年12月(商務省)
【工業】 2/5 06:30 週間石油統計(API)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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