[今夜の視点]金・銀=ドルの反発警戒も堅調に推移か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、堅調に推移か。きのうの海外市場でドル安を背景に買い優
勢となり、上値追いとなった。アジア時間は上伸の勢いを引き継ぎ、2860ドルまで
上昇。短期的な買い過剰感が強まっており、ドルが反発となれば、利食い売りの口実に
されやすいと予想。
 今夜は1月のADP米雇用統計、同月のISM非製造業の景況指数の発表がある。強
めの数字が出た場合、ドル高となり、利食い売り材料になろう。現在、短期戦の5日移
動平均線は2821ドル水準に通っている。今後、数日間、2830ドル台までの修整
安はありえるが、大局的な上昇相場に変わりはない。
<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】18:00 サービス業購買担当者景況指数 2025年1月確報(Markit)
【経済】18:00 購買担当者総合景況指数 2025年1月確報(Markit)
【経済】19:00 生産者物価指数 2024年12月(EUROSTAT)
◆ フランス ◆
【経済】16:45 鉱工業生産指数 2024年12月(INSEE)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】22:15 雇用統計 2025年1月(ADP)
【経済】22:30 貿易収支 2024年12月(商務省)
【経済】2/6 00:00 非製造業景況指数 2025年1月(ISM)
【工業】2/6 00:30 週間石油統計(EIA)
◆ カナダ ◆
【経済】22:30 貿易収支 2024年12月(カナダ統計局)
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