[今夜の視点]海外原油=下げ一服か、米大統領は対立激化を望まず

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油3月限は前日比0.31ドル高の71.34ドルで推
移。本日これまでのレンジは71.04〜71.35ドル。
 今晩の海外原油は下げ一服か。米国と中国の関税戦争が激化することによる景気悪化
や需要下振れが意識されているものの、警戒感の高まりは一巡すると思われる。トラン
プ米大統領は追加関税で中国を試したが、米国と中国が関税引き上げを繰り返すような
衝突は望んでおらず、中国を殴り返すような真似をする可能性は低い。米エネルギー情
報局(EIA)の週報で戦略石油備蓄(SPR)を除く原油と石油製品の在庫は引き続
き引き締まる傾向にあり、相場が下値を探っても売りに勢いはなさそうだ。
<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】19:00 小売売上高 2024年12月(EUROSTAT)
◆ ドイツ ◆
【経済】16:00 製造業受注 2024年12月(経済技術省)
◆ イギリス ◆
【経済】21:00 政策金利公表(BOE)
【経済】21:00 金融政策委員会議事録 2月5日分(BOE)
【経済】--:-- 金融政策報告(BOE)
◆ スイス ◆
【経済】15:45 雇用統計 2025年1月(経済省)
◆ アメリカ ◆
【経済】22:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【農産】22:30 週間穀物輸出成約高(USDA)
◆ カナダ ◆
【経済】2/7 00:00 Ivey購買担当者景況指数 2025年1月(RISB)
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