金・銀市況=金は小反落、円高から売り優勢も下値堅く推移

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/02          2025/12    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         14,042   - 13    14,111  - 23  : 2,867.61   + 7.01
銀          156.0    0.0     157.0  -3.0   : 3,228.00   - 2.00
プラチナ     4,782    -44     4,729   + 5  :   985.50   +12.27
パラジウム   5,000      0     5,000     0  :   994.35   + 5.04
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    152.45   -0.74  ユーロ・ドル相場   1.0391  -0.0005
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【市況】
 金が小反落。円高を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の押し
目を買われたが、円高を受けて軟調となった。先限は正午前に10円超の下げで推移。
午後に入り、幾分、下げ幅を拡大したが、下値堅く推移した。
 銀は先限が午後になり反落。その他の商いは成立しなかった。帳入値は変わらず。

 前営業日比は、金標準、金ミニが45〜13円安、ゴールドスポットが52円安、銀
が3.0円安〜変わらず。
 推定出来高は、金が2万0298枚、金ミニが7686枚、ゴールドスポットが
2721枚、銀が5枚。
【金先限は押し目形成場面】
 金先限は押し目形成場面。夜間取引、日中取引とも1万4070円まで下落。1万
4000円の節目が支持線として意識され、1万4100円台に戻した。ただ午後はプ
ラスサイドに反転は見られず。日足は5日ぶりに陰線引け。標準品の出来高は2万枚を
かろうじて上まわった程度にとどまり、押し目買い、利食い売りとも膨らまず。明晩発
表の1月の米雇用統計待ちムード。
 一時、円高が151円台後半まで進行したことが売り材料ながらドル建て現物相場は
2860ドル台後半で堅調に推移。投資環境としては悪くない。

【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、押し目形成場面。きのうの海外市場では、米中の貿易戦争
に対する懸念や米ISM非製造業総合指数の低下を受けて2881ドル台まで上昇し、
史上最高値を更新。アジア市場では、朝方の2868.45ドルから、2870ドル台
で上げ一服となったが、ドル安が下支えになった。午前、午後とも2864ドル台で買
い拾われ、2860ドル台後半で推移。
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