[本日の見通し]石油=しっかり、米国がガザ接収に尽力

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2025年7月限はしっかり。夜間取引の安値から切り返し
ている。
 パレスチナ自治区ガザを巡り、再び衝突が発生する可能性が高まっている。トランプ
米大統領は「私はガザを買い取り、所有することに全力を尽くす。再建に関しては、中
東の他の国々に一部を建設させるかもしれない」などと述べている。他国の領土を占領
しようとすることになんのためらいも見られない。ただ、米国が一方的な現状変更を迫
っている一方、イスラム組織ハマスはガザ地区に居座る構えである。世界で最もイスラ
エルを支えている米国は、独善的にガザ再建を開始する可能性があり、そうであるなら
ばガザの瓦礫はさらに増えるだろう。
 時間外取引でニューヨーク原油3月限は前日比0.16ドル高の71.16ドルで推
移。本日これまでのレンジは70.84〜71.20ドル。
 原油7月限の予想レンジは6万7500円から6万8500円、ガソリン先限は8万
5500円から8万6500円、灯油先限は8万7500円から8万8500円。
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