トウモロコシは、アルゼンチンの乾燥傾向、良好な輸出環境を背景に、大きく値位置 を切り上げている。2月の米農務省(USDA)需給報告にサプライズ感はなかった が、需給のタイト感は強い。米通商リスクの浮上で高値ボックス化しているが、 500セント台乗せを打診しよう。下落リスクとしては、通商環境の不安定化が米国産 穀物輸出の減少を促す展開になる。特にメキシコと中国の動向によっては地合が急変す る可能性がある。 大豆は、ボックス気味の相場展開だが、押し目買い優勢の展開になっている。米中通 商問題が警戒されるが、直ちにリスクオフ化に向かうような動きは確認できない。アル ゼンチンの干ばつが警戒される一方、ブラジルは豊作環境にある。1000セント水準 での下値は固いが、1100セント台乗せを試すにはエネルギー不足か。ボックス気味 の展開に留まりやすい。引き続き通商リスク発の値下がりには要注意。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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