NYプラチナ市況=プラチナは金の急落で大幅続落、パラジウムは反落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
 プラチナ   (25/ 4)  1048.7     1058.6      1009.6      1019.2    - 24.0
         (25/ 7)  1057.8    1067.0      1019.5      1028.9    - 23.5
 パラジウム  (25/ 3)  1024.50    1039.50      998.50     1009.30   - 10.70
         (25/ 6)  1040.00    1052.00     1013.50     1022.90   - 12.50
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
 プラチナ          34,772         26,135        87,403       (+  1,699)
 パラジウム          7,047          8,506        20,759       (-     12)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
=======================================
・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          44,546.08  - 165.35
     前日  152.74/76   1.0461/63   ・ナスダック         20,026.77  +  81.13
     本日  152.28/30   1.0493/95   ・10年米国債利回り      4.48  -   0.05
・NY原油  (25/ 3)   70.74 - 0.55  ・SPDR保有金残高    864.20  -   2.30
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが大幅続落、パラジウムは反落。前日比は
プラチナが24.0〜22.7ドル安、パラジウムは12.50〜10.30ドル安。
 プラチナ4月限は大幅続落。時間外取引では、金の堅調な値動きにつれ高もようとな
り、欧州時間は約6ドル高で推移。日中取引では、金の急落、銀の上げ幅縮小から軟調
な展開を強いられた。3連休前の利食い売りを含めた買い玉整理が増えたとみられ、出
来高の増加を伴った下落となった。
 パラジウム3月限は反落。時間外取引は買い優勢となり、15ドル近い上げ幅を維持
し、続伸。日中取引に入ると、貴金属市場全体の軟化につれ安となった。

今日の材料
・14日のアジア太平洋株式市場はまちまち。
・上海総合指数はしっかり、14.24ポイント高の3346.72ポイント。
・欧州株はまちまち。英FTは、ポンドが対ドルで上昇したことを受け、輸出関連銘柄
 に売りが膨らみ、相場を押し下げた。独DAXは金融株が安い。
・独ミュンヘンで開催の安全保障会議でロシア・ウクライナ・米国の3か国で協議。
 ロシアとウクライナの停戦に向けた動きが見られ、地政学リスクが後退。
・1月の米小売売上高
 結果 -0.9%
 予想 -0.2% 前回 0.7%(0.4%から修正)(前月比)
 結果 -0.4%
 予想 0.3% 前回 0.7%(0.4%から修正)(自動車除くコア・前月比)
・1月の米鉱工業生産
 結果 0.5%
 予想 0.3% 前回 1.0%(0.9%から修正)(前月比)
 1月の米設備稼働率
 結果 77.8%
 予想 77.7% 前回 77.5%(77.6%から修正)(前月比)
・トランプ米大統領は「自動車への関税は4月2日頃に導入するだろう。日本がUS
 スチールの少数持分を取得は構わないと思っている」とも語ったとの報道。
・ローガン・ダラス連銀総裁は「より良い(経済)データが得られたとしても、
 (米利下げには)依然 慎重であるべきだ」との見解を示す。
・ドルは下落。ドル円は一時、1ドル=151.90円台まで下落。安値を買い拾われ、
 152円台前半に戻したが反発力は限定的。ユーロドルは1ユーロ=1.0514ドルまで
 上昇し、1月27日以来の高値をつけた。1.0500ドル台は維持できなかったが堅調に
 推移。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。