再送:(17日)金・銀市況=金は大幅続落、NY安と円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/02          2025/12    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         14,065   -237    14,193  -212  : 2,895.01   -41.06
銀          151.0   -6.0     156.4  -1.6  : 3,214.00   -80.00
プラチナ     4,770    -60     4,724   -54  :   986.30   -20.99
パラジウム   4,800      0     4,800     0  :   978.29   -26.79
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    151.70   -0.79  ユーロ・ドル相場   1.0491  +0.0032
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【市況】
 金が大幅続落。ニューヨーク安を受けて売り優勢で始まったのち、円高を受けて下げ
幅を拡大したが、売り一巡後は下げ一服となった。午後に入ると、ドル建て現物相場の
堅調や円高一服が下支えになったが、戻りは売られた。銀は金軟調を受けて戻りを売ら
れた。
 前営業日比は、金標準、金ミニが245〜212円安、ゴールドスポットが239円
安、銀が6.0円安〜0.9円高。
 推定出来高は、金が3万7981枚、金ミニが1万1981枚、ゴールドスポットが
3741枚、銀が29枚。
【金は利食い売りも米大統領の自動車関税見通しで下げ一服】
 金先限は1万4138円まで下落したのち、下げ一服となり、1万4256円まで戻
した。ニューヨーク安と円高が圧迫要因になった。円相場は1ドル=151円台半ばま
で円高に振れた。第4四半期の国内総生産(GDP)が予想以上となった。
 ドイツのミュンヘンで欧米のウクライナ停戦協議が始まった。米政権のウクライナ担
当特使ケロッグ氏は、欧州諸国がウクライナ和平交渉のテーブルにつくことはないと発
言し、マクロン仏大統領は今夜、英首相を含む欧州首脳を招き、ウクライナ紛争に関す
る緊急首脳会議を開催する。米露の政府当局者は18日にウクライナ戦争の終結に向け
た協議を開始する見通しとなった。一方、トランプ米大統領は、自動車輸入に対する関
税措置を4月2日をめどに発動させる方針を明らかにした。相互関税の内容も確認した
い。

【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、上げ一服。前週末の海外市場では、ウクライナの停戦期待
などを背景に利食い売り主導で急落した。アジア市場では、朝方の2882.24ドル
から、2879ドル台まで下落したのち、下げ一服となった。午後に入ると、米大統領
の自動車関税の発動方針を受けて2904ドル台まで上昇したが、上げ一服となった。
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