LME市況=アルミ・ニッケルが小幅続伸、銅は3カ月物が現物安から続落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物          3カ月物
    アルミ        2,683.37  +   20.58     2,645.00  +    7.50
    アルミ合金      2,160.00       0.00     2,085.00       0.00
     銅         9,321.00  -  169.43     9,395.50  -   81.50
    ニッケル      15,280.94  +   21.69    15,490.00  +   22.00
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 アルミ3カ月物は小幅続伸。2635ドルで小安く取引を開始。2651ドルまで反
転後、マイナスサイドに軟化したが、2613ドルで買い支えられ、下値の堅さを示し
た。後半は欧州株の上昇が支援材料となり、下値を切り上げ、小高く引けた。米商品先
物市場、米国株式市場がプレジデンツ—で休場のため、方向性を欠いた。
 銅3カ月物は続落。9460.50ドルで小幅続落して寄り付いた。アジア株の堅調
な値動きに支援され、9500ドル台を回復したが9513.50ドルで上値を抑えら
れた後、上げ幅を削った。現物価格が9300ドル台前半まで軟化し、実需の弱さが警
戒され、9379.50ドルまで下落。欧州株の上昇が下支え要因となったが、米商品
先物市場が休場のため、新規買いには慎重姿勢をとるトレーダーもおり、9400ドル
割れで引けた。今月5日からの急騰に対する反動安場面が続いている、
 ニッケル3カ月物は小幅続落。1万5430ドルで小反落で取引を開始。今月13日
以来の安値となる1万5354ドルまで軟化したが、買い戻しや打診買いでプラスサイ
ドに浮上した。14日の高値1万5595ドルが抵抗線となり、1万5550ドルで頭
打ちとなると、上げ幅を縮小したが、小高く引けた。
今日の材料
・17日のアジア太平洋株式市場は総じて上昇。台湾加権指数が1.52%の上昇。
・上海総合指数はしっかり、9.11ポイント高の3355.83ポイント。
・欧州株は上昇。金融株、防衛関連株が買われる。独DAX指数が1.26%の上昇。
・ドルは下値堅く推移。ドル円は1ドル=151.30円台まで下落。ユーロドルは1ユー
 ロ=1.0506ドルで頭打ち。14日のレンジ内で往って来い。
・米株式、商品先物市場はプレジデンツデーの祝日で休場。
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