[今日の視点]ゴム=やや売り優勢、上海夜間安を嫌気

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 ゴム相場は、夜間取引の引けと比べ、やや水準を引き下げて寄り付きそうだ。

 上海ゴム夜間取引は、中心限月の5月限が前営業日比160元安の1万7735元。
ドル円は1ドル=151.45円前後とJPXゴムRSS3号の17日の夜間取引の引
けと比べ、25銭前後の円高で推移している。

 2月17日の米国株式市場・商品市場はプレジデントデーのため休場。

 今日のJPXゴムRSS3号の寄り付きは、上海夜間安を受けて、売りがやや先行す
るとみる。

 ゴムRSS3号の活発限月の期中7月限は、370.0〜371.0円前後で寄り付
くと予想する。今日の予想レンジは365.0〜375.0円前後としたい。期先26
年1月限は378.0〜379.0円前後で寄り付きと予想する。

 TSR20の期先26年2月限は308.0〜312.0円前後で寄り付くとみる。
本日の予想レンジは306.0〜314.0円前後と考えたい。

【2月17日のゴム・レビュー】
 ゴムRSS3号は、概ね下落。上海ゴム夜間高も序盤から1ドル=151円台後半の
円高で地合いを引き締める限月が目立った。前半に日中取引の上海ゴムが小幅安に軟化
したことや、円高警戒感から軟調に推移。期中7限は一時10円超まで下落。午前中に
下値を切り上げ、正午前に5円超の下落で推移。午後は円高が151円台半ばまで進行
したこと、上海ゴム小幅安が戻りの足かせとなった。期近3月限のみ買い優勢。
 TSR20は、出来ず。帳入値は下落。

 大引けのRSS3号は、前営業日比5.1円安〜0.5円高。活発限月の7月限は同
5.1円安の371.5円、期先26年1月限は同変わらずの379.0円、総出来高
は1099枚、TSR20は同3.0〜2.0円安。
 夜間取引のRSS3号は、まちまち。前営業日比1.7円安〜0.2円高。活発限月
の7月限は同変わらずの371.5円、期先1月限は出来ず、総出来高は275枚。T
SR20は、出来ず。

【ゴムRSS市場の投資部門別取引状況(単位=枚)】
       自 己  委 託    法 人    個 人   海外投資家    証券会社
02月第1週  +  21    -  21    -  14     +  62    -      67    -      2
01月第4週   +  13    -  13    +  26     -  69    +      30           0
01月第3週  -  60    +  60    -  31     +  11    +      81    -      1
01月第2週  -  17    +  17    -   5     - 206    +     222    +      6
(注 数値はネット、+は買い越し、-は売り越し)
【ゴムTSR20市場の投資部門別取引状況(単位=枚)
        自 己  委 託    法 人    個 人    海外投資家    証券会社
02月第1週    0        0        0         0             0           0
01月第4週    0        0        0         0             0           0
01月第3週    0        0        0         0             0           0
01月第2週    0        0        0         0             0           0
(注 数値はネット、+は買い越し、-は売り越し)

<今日の予定>
◆ アメリカ ◆
【経済】22:30 製造業景況指数 2025年2月(ニューヨーク連銀)
【経済】2/19 06:00 対米証券投資 2024年12月(財務省)
【農産】2/19 01:00 週間穀物輸出検証高(USDA)

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