石油午前=堅調、ロシアのパイプライン損傷で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は堅調。カザフスタンとロシアをつなぐCPCパイプラインがドロー
ンによる攻撃を受けて供給が減少しており、復旧までに数カ月間必要であると見られて
いることが相場を引き続き押し上げている。ただ、ウクライナ停戦を巡り、今月にもプ
ーチン大統領とトランプ米大統領が会談する可能性があることは重し。時間外取引でニ
ューヨーク原油はしっかり。円相場は1ドル=152円前半で、円売りがやや優勢。
 日中取引開始後、原油の2025年7月限は堅調。6万9300円まで強含み、夜間
取引の高値をやや上回った。
 午前10時59分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
280〜580円高。
 午前10時59分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が441枚。
【プーチン大統領は和平協議に興味なし=米NBC】
 米NBCは、ロシアのプーチン大統領がウクライナの和平協議に関心がなく、ウクラ
イナの完全掌握を目指していると伝えた。米議会関係者や西側の情報当局者が指摘して
いるという。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で4月限は前日比0.19ドル高の72.02ドルで推移。
本日これまでのレンジは71.69〜72.07ドル。
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