●論点解説ゴム、底固いが値動きの鈍さ目立つ=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 ゴム相場は底固さを見せているが、大きな値動きには発展していない。中国国内では
需給の緩みも報告されているが、シャン非ゴム相場は1万7000元割れで下げ一服
後、1万8000元を巡る攻防になっている。予想されていたほどに米中間の通商問題
が激化していない影響だが、安値修正の動きが中心であり、本格的に買い進むには至っ
ていない。OSEゴム相場も2月12日の360.30円が当面のボトムとして機能し
ているが、370円台で売買が交錯している。円高圧力が再開されている中で底固さを
見せているとも評価できるが、上海ゴム相場1万8000元の攻防が注目されている。
(マーケットエッジ・小菅 努)

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。