ゴム午前=総じて軟調、上海安を嫌気

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて軟調。。寄り付きでは、上海夜間が小動きとなったこと
や、ドル・円も夜間取引の取引終了時と大きなかい離がないことから、手掛り材料難と
なり、夜間取引と同値圏で推移した。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが地合いを緩
めたことを受けて、売りが先行する限月が目立っている。TSR20は、出来ず。

 午前11時48分現在のRSS3号は前営業日比7.3円安〜1.3円高。活発限月
の7月限は同4.4円安の369.7円、期先26年1月限は出来ず、推定出来高は5
01枚(前日夜間取引含む)。

【7月限はレンジ相場】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、日中取引の上海ゴムが軟化したことを受けて、
売りが先行している。活発限月の7月限は、一時366.8円まで軟化する場面があっ
た。7月限は、2月5日以降、365円付近から押し目買い意欲が強くなる一方、37
5円超では戻り売り圧力が強い。大きくみれば360〜380円のレンジ相場に入って
いる。
 目先、このレンジからどちらに放れるかが注目される。ただ、産地相場をみると、8
0バーツ割れでは買い意欲が強いことや季節要因としては、今後、供給がタイトになる
ことから、レンジから上放れる可能性がやや高そうだ。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず、TSR20は売りが先行し、1.8
〜0.7セント安で推移している。
 上海ゴムは軟調。午前11時00分現在、指標限月の2025年5月限は、前営業日
比65元安の1万7755元で推移している。

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