小反落、売り優勢も押し目買い根強く下げ幅縮小=NY金概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY金先物2 20月限(COMEX)(終値)
 1オンス=1557.90(-2.40 -0.15%)

 金2月限は小反落。時間外取引では、中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を嫌気したアジア株の下落から買い優勢となった。しかし欧州時間での取引が開
始となると、上げ幅を削る展開となった。世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)の演説でトランプ米大統領が「米国は今までに見たことのないような好景気の真っ
ただ中にある」、「米中通商協議の第2段階の交渉はまもなく始まる」などと述べたことから売り圧力が強まった。日中取引開始後、売り優勢となり、下げ幅を拡大した。し
かし欧米の株価の上値の重さ、ドル小幅安から押し目買いは根強く、下げ幅を縮小して引けた。
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