ゴム市況＝総じて下落、上海ゴムが日中取引で上げ幅を縮小

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
               　  ＲＳＳ３　　　   　           　     ＴＳＲ２０
     2025/02　　    2025/07　      2026/01       　2025/03        2026/02
380.0 +10.0 納会  372.1  - 2.9   379.0   0.0     309.0　 0.0　  310.0   0.0
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 　　　上海ゴム　　5月限  　17,875　　-　10元　（午後3時40分時点）
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【市況】
 ゴムＲＳＳ３号は、総じて下落。序盤は、上海夜間の大幅高を好感したうえ、場中に
ドル・円が円安に振れたことを受けて、買いが先行した。ただ、中盤以降は、日中取引
の上海ゴムが売り先行となったことから、上げ幅を削ったことから、終盤にはマイナス
サイドに沈む限月が目立った。ＴＳＲ２０は、出来ず。
　なお、本日、納会となったＪＰＸゴムＲＳＳ３号２５年２月限は、前営業日比１０．
０円高の３８０．０円で納会オチとなった。

　大引けのＲＳＳ３号（納会限月を除く）は、前営業日比４．１円安〜１．２円高。活
発限月の７月限は同２．９円安の３７２．１円、期先２６年１月限は同変わらずの３７
９．０円、総出来高は６８８枚、ＴＳＲ２０は全限が同変わらず。

【上海ゴムは１万８０００元超で戻り売りを浴びる】
　上海ゴムの中心限月の５月限は、ポイントと見られていた１万８０００元付近で、戻
り売りを浴びた。２０日の夜間取引では、１万８２３０元まで上昇した。だが、日中取
引に入ると、序盤から売りが先行し、一時１万７８５０元まで押し戻された。
　５月限は、１７日の取引でも１万８０７５元まで上昇後、戻り売りを浴び、終値ベー
スでの１万８０００元乗せに失敗している。今日も同様の結果となったことで、目先、
売り圧力が強まる可能性が高そうだ。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
　シンガポールゴム市場は、ＲＳＳ３号は出来ず。ＴＳＲ２０は午前中は買いが優勢と
なったが、午後に入ると一転して売りが先行し、１．１セント安〜０．３セント高で推
移している。
　上海ゴムは、総じて軟調。中心限月の５月限は、夜間取引では買いが先行し、夜間取
引を前営業日比３４０元高の１万８２２５元で取引を終えた。だが、日中取引に入る
と、序盤から上げ幅を削る展開となり、終盤にはマイナスサイドに転じた。

MINKABU PRESSS

• ＮＹ金６月限は３４．０ドル高の３２２２．３ドルで推移
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