LME市況=続落、アジア株の下落や不安定な米株の動きが重石に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物        3カ月物
    アルミ        2,668.44  -    24.67     2,655.50  -    32.50
    アルミ合金      2,290.00  -     2.00     2,225.00        0.00
     銅         9,489.49  -    29.35     9,494.50  -    64.50
    ニッケル      15,235.40  -    71.63    15,445.00  -    72.00
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 アルミ3カ月物は続落。2677ドルで小幅続落で取引を開始。2679ドルに小反
発したが、銅安から早々に売り優勢となり、今月18日以来の安値となる2641ドル
まで下落。安値で買い戻された後は銅の底固い足取りに下値を支えられ2652ドルを
下値支持線とするもちあいとなり、2650ドル台を維持して取引を終了。
 銅3カ月物は続落。9520ドルで安寄りした。9555ドルで戻りを抑えられ、プ
ラスサイドに反転は出来ず、アジア時間から売り圧力が強い動きとなった。前週21日
の米国株の下落を嫌気し、アジア株の軟調な値動きからリスク回避ムードとなった。欧
州株式市場で独DAX指数が堅調に推移したことが支援材料となり、9474ドルで下
げ渋り、21日の安値9454ドルを試すことなく、下値の堅さを示した。米国株がナ
スダック指数が続落となり、不安定な動きが警戒された。
 ニッケル3カ月物は続落。1万5505ドルで小幅続落で取引を開始。アジアの時間
帯終盤には続落後の買い戻しで浮上し1万5675ドルの高値まで浮上したが、アジア
の時間帯終盤以降は引けにかけて下値を探る足取りを展開。終盤には一段安となり、一
時1万5365ドルと2月19日以来の水準まで軟化。下げ幅を縮小したが、反発力は
限定的で引けた。
・24日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。
・中国上海総合指数は反落、6.085ポイント安の3373.027ポイント。
・欧州株はまちまち。独DAX指数が上昇も英FT、仏CACは下落。
・ドルは堅調。ドル円はニューヨーク時間で1ドル=149円台前半で買い支えられ、
 149.70円台まで反発。ユーロドルは昨年1月27日以来の高値となる1ユーロ=1.0528
 ドルをつけたが、高値を離れた後、軟化したが、下値堅く推移。
・米国株はニューヨークダウが33.19ドル高で小反発もナスダック指数は237.09ポイ
 ント安で続落。午前6時5分時点での暫定値。
・ニューヨーク貴金属は金が上昇も他3品は下落。ニューヨーク原油は小反発。
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