●論点解説穀物、過熱感解消の動きを優先=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 ゴム相場は調整売りが優勢になっている。マーケット全体でリスクオフ傾向が強まる
中、ゴム相場も上値を圧迫されている。トランプ米通商政策が、徐々に景気リスクとし
ての評価に変わっている。株式に加えて原油や非鉄金属などの上値も重く、このまま素
材市況全体の値下がりが進むと、ゴム相場もその影響を完全には無視できなくなる。他
素材市況と異なるのは減産シーズンという供給サイドからの支援が強化されている点だ
が、景気リスクと需要リスクのどちらを重視するのかが問われる。360〜380円の
ボックスをどちらの方向にブレイクするのかが焦点になる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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