金・銀市況＝金が総じて続落、現物相場の下落で下げ幅を拡大

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貴金属の相場表（帳入値と前営業日比）
　　　　　　   2025/04        26/2  　　　　 ドル建て現物価格 15:45 現在
金　        13,970   -133　　14,090  　新甫　： 2,909.42   -25.52
銀　         150.0   -7.0　  152.0   　新甫　： 3,163.00   -63.00
プラチナ     4,551   - 69　  4,502   　新甫　：   965.62    +1.23
パラジウム   4,600   -200　  4,600   　新甫　：   932.06    -8.15
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　　　　　　15:45 現在　前営業日比　　　　　　　 15:45 現在　 前営業日比
ドル・円相場    149.47   -0.29　　ユーロ・ドル相場　　 1.0493  +0.0017
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【市況】
　金が総じて続落。ニューヨーク安と円高を受けて売り優勢で始まった。その後は、ド
ル建て現物相場の下げ一服や円高一服が下支えながら戻り鈍く推移。期先１２月限は正
午前に９６円安で推移。午後になり、現物相場の下落から下げ幅を拡大し、１７０円近
い下落で引けた。２６年２月限は発会値より小幅な値下がりで引けた。
　銀は６・１２月限が大幅安。他は出来ず。帳入値は７．０円安。
　前営業日比は、新甫を除き金標準、金ミニが１８０〜１３３円安、ゴールドスポット
が１７６円安、銀が９．０〜７．０円安。
　推定出来高は、金が３万０２６６枚、金ミニが９５１０枚、ゴールドスポットが
３７４３枚、銀が３枚。
【金は高値修正場面、安全資産としての側面に注目】
　金期先１２月限は夜間取引で１万３９１４円まで下落し、１月３１日以来の安値をつ
けた。夜間取引の後半から下げ幅を縮小し、正午過ぎに１万４１２８円まで戻した。し
かし２ケタ安状態は続かず、午後は再軟化。引け前に１万４０４９円まで下落し、その
まま引けた。１２月限としては、４日連続の陰線引け。
　金はドル建て現物相場が２０日から２４日の取引で２９５０ドル超えとなり、史上最
高値の更新。２５日の海外市場で一時２８９０ドル台に急落となり、高値調整場面を迎
えた。米金利動向、ドルの動きに左右されやすい。中国の武漢で新型コロナウイルスに
似た新種のコロナウイルスがコウモリから発見された報道があり、安全資産として側面
も注目されそうだ。
【ロンドン＝現物相場】
　金のドル建て現物相場は、下落。きのうの海外市場では、ウクライナ停戦の可能性や
リスク回避の動きなどを背景に利食い売り主導で急落。アジア市場は、方の２９１４．
１７ドルから、２９２８ドル台まで上昇したのち、ドル安一服を受けて上げ一服となっ
た。午後に入るとドルの反発から再軟化となり、午後４時過ぎに２９０５ドル台まで下
落した。
MINKABU PRESS

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