金・銀市況=続落、現物安で一段安となり一時3ケタ安が続出

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/04          2026/2      ドル建て現物価格 15:45 現在
金         13,859   -111   14,005  -85      : 2,897.41   -12.01
銀          150.0    0.0    152.0   0.0     : 3,176.00   +13.00
プラチナ     4,579   + 28    4,521   +19      :   965.49    -0.17
パラジウム   4,600      0    4,600   0     :   926.89    -5.17
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    149.30   -0.17  ユーロ・ドル相場   1.0471  -0.0022
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【市況】
 金が続落。円高を受けて売り優勢で始まった。一時、小幅高となったが、11時半頃
から売り優勢となり、先限は正午前に30円超の下落で推移。午後に入り、ドル建て現
物相場の下落から一段安となり、先限を含め、3ケタ安が続出。終盤に下値を切り上げ
たが軟調地合いいは払しょくできず。
 銀は期近6月限が下落。その他は出来ず。帳入値は変わらず。
 前営業日比は、金標準、金ミニが111〜66円安、ゴールドスポットが56円安、
銀が変わらず〜2.0円高。
 推定出来高は、金が2万1287枚、金ミニが6487枚、ゴールドスポットが
2661枚、銀が1枚。
【金先限は複数のテクニカル指標が弱気に転換を示唆】
 金先限は夜間取引で1万3995円まで下落。日付けが変わった後に反騰となり、1
万4120円まで上昇。夜間取引の前半でつけた高値1万4122円が抵抗線となり、
急速に上げ幅を削った。
 日中取引は正午前に軟調な展開となり、午後になり、1万3964円まで軟化。先限
つなぎ足で今月7日以来の安値をつけた。日足は4日連続の陰線引けとなった。14日
間の相対力指数(RSI)は前日の52台から一時47台に低下し、強気と弱気の分岐
点の50割れ。複数のテクニカル指標が弱気に転換を示唆した。明日、1万3975円
を下回って引けると、月足は陰線引けとなる。
 アジア時間のドル建て現物相場が2900ドルの節目を割り込む下落。過去2日間
は、2890ドル台に下落した後、押し目買いで2900ドル台を回復している。月末
接近で利食い売りが出やすい環境下、2900ドル割れで押し目買いが喚起されるかに
注目したい。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、利食い売り一巡後は米新築
住宅販売件数の減少を受けて押し目を買われた。アジア市場は、朝方の2917.52
ドルから、ドル高を受けて軟調に推移。午後になり、2900ドルの節目を割り込むと
一段安となり、2889ドル台まで値を崩した。ユーロ安・ドル高が圧迫要因。午後3
時過ぎから下値を切り上げ、2898ドル台まで戻した。
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